BOSS Blues Driver BD-2 Freedom Custom Guitar Research MOD ちなみにこれは通常版のデモ動画ですが。 第16弾、今回はBOSSの銘器BD-2です。 現在私が所有しているのはFreedomさんのモディファイものなんですが、 過去に持っていたMODしてないものとの主観的比較を交えて つらつらと紹介したいと思います。 BOSSというメーカーはROLANDのエフェクター部門のことでして(略 JC-120というもはやどの箱にもあるベストセラーアンプなど(略 OD-1という世界初のオーバードライブペダルを(略 それ以降も様々な銘器を(略 最近のお家騒動が(略 まぁそんな感じの世界に誇る日本のメーカーです。 最近はデジタルものが非常に強かったんですが、 近々オールアナログ回路による銘器の再現モノ?なんでしょうか 技クラフトシリーズなるものを発売するらしいですね。 おそらくものっすごいいいものだと思うんですけど、 デザイナーさんすみません、ペダル部の見た目がダサい。 とはいえ漢字は海外ウケを狙ったんでしょうかね、おそらく。 上記の騒動があってちょっと悲しい思いはありますが、 大手が攻めていく姿勢は嫌いじゃありません。 エレハモとか考えてみ?ワンマンだけどすごいよ? …これ以上書くと長くなるからあれなんでコントロールを。 普通のBD-2と変わりません。 Volume、Tone、Gainですね。 全コントロールともに可変レンジは広めに取られています。 通常版と同じ傾向ですね。 本機の改造点は、いくつかの定数などの変更はありながらも Zakk Wyldeが使用するSD-1とほぼ同じだそうです。 このSD-1は弾いたこと無いんですが、各所を見る限り 音も同じような傾向じゃないでしょうか。 すなわち、ローミッドの明瞭感、エッジ感です。 それ以外に改良されてるなーと私が思ったのは以下の点。 ・歪みのレンジ(ややアップ) ・トレブル(耳に痛いところやや減) ・ジャックの締り(頑丈でやや抜けにくく) ・バイパス音(コンプ感減) 元のBD-2も非常に使えるものながら、このモディファイはさらに 使えるものになっている気がします。 気がするだけかもしれませんので注意。 で、今まであまり中身の無い内容だったのかもしれませんが、 今回書きたかったのは他のモディファイと比べてどうなの?ってことです。 実はいくつか並べて試奏して選んだ結果、これを買ったんですよ。 通常版のBD-2を基軸にお話します。 まず、Analog.man。超好きなメーカーです。 音質は元のBD-2に比べ、クリアながら比較的自然でした。 やや粗さが取れ、ローは適度に太くなり、 手元のニュアンスの追従性もアップみたいな。 Freedomのものと音量の差があったことに気づいたのですが どっちが大きかったか覚えてないです。 次、Keeley。これも好きなメーカー。 音質はハイファイに、ローはしっかり盛る感じ。 耳に痛いトレブルはしっかりと削られ、しかし適度なエッジ感を付加。 Weedも似た感じですが、よりハイファイ。 耳に痛い成分は削りつつも、エッジ感をかなり強調していました。 で、Freedom Custom Guitar Researchがモディファイした本機。 私の耳では一番元のBD-2に近かったです。 ローは不自然に太くなっていなくて、歪み方も粗さがあっていなたい感じ。 Gainを上げていくとファズっぽくなるのも特徴でしたか。 次点でAnalog.man。 KeleelyとWeedは別物な感じ。 Analog.manと非常に悩んだのですが、 選んだ決め手というのは音の心地よい粗さです。 わずかにFreedomのもののほうがその点でAnalog.manを上回っていました。 仲良しの店員さんと「こんなに違いがあるんですねー」なんて言いながら 両者一致でFreedomが好みという話に(買わされたのか?)なりました。 いわゆる現代的なポップスをやるのにはKeeleyやWeedの方がいいです。間違いなく。 モダンな香りがしますので。 Analog.manはどちらにでもいけそうな器用さを持ち合わせていますが Freedomと比較した場合は、やはり好みじゃないでしょうか。 ちなみに私は全ツマミを9~12時の間で設定して クランチ用やブースターっぽく使うのが好きです。 JC-120はもちろん、チューブアンプにもとてもマッチします。 私は特にフェンダー系のアンプで使うのが好きです。 高校生の頃はもっとGainを上げてしっかり歪ませていたのですが この使い方を見ると歳とったなって思いますね。 PR