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Charさんの使用で有名なアナログオクターバーです。
レビュー第19弾!
今回はBOSSのOC-2について書きます。
これはアナログのオクターバーでして、
原音に対して1オクターブ下と2オクターブ下の音が出せる代物です。
ちなみに和音には対応しておらず、コード弾きでは音が濁ります。
使う時はフロントPUの方が反応がかかりがいいですね。
ところでチューナーやオクターバーって、なんでフロントPUでの反応がいいんでしょうか。
コントロールはOct2, Oct1, 原音のボリュームを触れるツマミのみ。
わかりやすいですね。
しかもいうことも特にありません。極端なかかりもしないし。
音は、ちゃちいです。
太さもさほど感じない(デジタルよりはアナログの太さを持ってはいますが)。
しかも正直、反応はイマイチに思います。
注意して聞けばオクターブが発音されるまでにラグを感じますし
ポジションによりかかりが薄く感じる部分もある。
というわけで改造しました。
有名なモディファイですが、オペアンプをソケット化して
NE5532に換装というやつです。
これによってイマイチだった反応性がかなり改良されました。
なんだかモディファイ自慢記事みたいになりましたが、以上です。
使えない機種に対して記事書いたような見てくれになっていますが、
実際そんなことはないですよ、ええ。
ただ、個人的にはエレハモのアナログオクターバーのほうが
1オクターブ下の太さがある気がして好きです。
ファズです。
いわゆるマフ系。
第15弾、今回はファズです。
管理人は非常にファズが好きでして、いくつも持っています。
というか、ファズっぽい音が好きなんです。きっと。
例えばとっても長い間お世話になっていて以前レビューした
Human gear FINE DSなんかにもそういう成分を感じます。
硬質なトレブルといいましょうか。
…このへんは語りだすと長くなるのでまた機会に。
Stomp Under Foot(a.k.a SUF)というメーカーは、アメリカで活動してる
エフェクターのメーカーです。
日本では知名度が低いかもしれませんが
ビンテージビッグマフのクローンがちょっと有名で
Dinasaur.Jrの某仙人なんかも数個所有しているそうです。
海外フォーラムやyoutubeの他の動画などでも
なかなか出来のいいクローンの音が聞けます。
ラムズヘッドあたりがもともとの人気も相まって特に高評価なんですかね。
さてちなみに本機もラムズヘッドのクローンです。
特に初期モノ、FS36999トランジスタが搭載されたモデルを
意識したもののようです。
コントロールは左からVolume, Tone, Gain。
実になんの変哲も無いです。
VolumeはGain次第ですが時計の針でいう午前中の低い位置からユニティ、
Toneはローがよく出るけど非常に利きがいいです。
Gainは最小でも少し歪んでいる設定で、12時以降は飽和感が増していくような感じです。
音はバカでかくできますね、非常にボリュームのレンジが広い。
音の印象としては、まずローの音圧感が半端ないです。
ミドルは特定の帯域がえぐれてます。
毛羽立ち感というか荒々しさが強く、
ラムズってこんなファズっぽかったかなぁ?と最初は首を傾げました。
もっと扱いやすかった記憶があるんですよね、マフ系って。
歪みは思ったよりも弱く、ボリュームは12時の時点でかなりでかいです。
トーンでキャラは変貌しまくりますが、基本的にどこでも使える音になります。
コードをかき鳴らそうと思えばトーンは上げ目、
ソロで使おうと思えばやや下げ目がいいと思います。
12時を基本に好みで設定すればツボが見つかると思います。
クセが強いのでボリュームやゲインの設定を考える必要がありますが
アンプとギター、そして本機の特性を理解すれば最強のセッティングが見つかります。
ちょっと現行品には戻れないですね…これの使い方がわかったら。
今となっては現行品ですら以前より上手に音が作れる自信があります(腕は落ちましたが)。
また、余程のハイゲインでなければ他のペダルからの相性はいいと思います。
音量とローの加減からして、これを後段に置く場合限定ですが。
で、アンプをブーストする場合はヘッドルームに余裕が無いと全く使えない音になります。
特にゲインを上げた場合に顕著でした…って当たり前か。
フェンダー系チューブアンプで使った時はとてもダーティな音を出してくれました。
サポートでレコーディングした時にはマーシャルに突っ込んで使ったのですが、
ヌケや音圧感でメンバーとエンジニアさんにとても驚かれました。
ドヤ顔したのはいい思い出。
あとそう、マフって基本的にギターのボリューム操作によるゲイン調節や
ピッキングのニュアンスとかで音を作るエフェクターじゃないんですが
2247は比較的優秀です。といってもGainフルじゃさすがに厳しいですが。
個人的にはゲイン控えめ(9~13時)、ボリューム上げ目のトーン適宜(11~14時)
という設定でアンプをブーストしたり、前段にTS系やトレブルブースターを
つないで色を変えたりという使い方が気に入っていました。
ちなみにソロ要員です。
ジャンルにもよるでしょうが、全弦かき鳴らすバッキングではベースを簡単に殺せます。
さてさて悪い点ですが、本音を言うと…特に無いんですよね。
使い方がわかるまで扱いが難しいからやや玄人向きなことくらいでしょうか。
バッキングにはトーンを上げてボリュームを調節すればいけますし。
その際ベースは音作りが難しいかもしれませんね。
褒めまくってるところアレなんですが、
実際そもそもマフ系の音があまり必要なくなったのと
メインのボードではトーンベンダー系のものが鎮座していること、
さらに中身をカスタムした自作のマフ系ファズがこれよりも汎用性に長けていたので
本機はもう手元にありません。
本当にいいものだとは感じていたので、少し後悔しているところであります。